FERRO社製の数量限定の真珠ラスター、Lustre Perla 307の紹介です。適用焼成温度は550℃~850℃で、陶磁器・硝子の両方に使用出来ます。色調としては、虹彩の度合いが非常に強く、特徴的な装飾表現が可能です。また、耐摩耗性も良好ですので、タイル等の建材用途にも使用出来ます。

ドイツ・KREUL(クロイル)社より手軽に絵付けを楽しめるグリッターペン(5色セット)が入荷致しました。このペンはご家庭用オーブンレンジで焼き付ける(熱硬化させる)ことが出来ます。
KREUL Porcelain+GlassPen glitter 160°C Set of 5colors(Sun Yellow, Red, Blue, Light Green, Anthracite)
使用方法:このグリッターペンは水性のインキで、陶磁器・ガラスの両方に使用出来ます。はじめて使用する際は、本体を1~2分よく振って、先端のチップを紙の上で、チップにカラーが浸潤するまで繰り返し押してください。使用後はキャップを必ず閉めてください。
対象物にペイントする際は、予め対象物の表面を綺麗にしてください。ペイント後は常温で約4時間乾燥させます(乾燥不十分は硬化時の液ダレを招きます)。その後、オーブンレンジを用いて160℃で30分焼き付けします。彩火等の電気炉をお持ちの方は、プログラム上のMax温度を160℃に設定し、この温度までの到達時間を30分で以降、常温まで自然徐冷させてください。
※こちらの二点はKobo’s の高橋早苗様に御作成頂きました。https://blog.goo.ne.jp/smileitigo
熱硬化後は、食洗機にも限定的に耐えることが出来ます(参考:当社内試験では300回後にほぼ取れました。※電気炉を用いた硬化条件時)。耐溶剤性自体は有していないので、硬化した後でもアルコール等の有機溶剤で簡単に拭き取りが出来ます。
更に、このグリッターペンはBPAフリーなのでどなたでも安心して使用出来ます。三田村商店では今回お知らせしたペンタイプだけではなく、筆書き用のインキも今後取扱う予定です。
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日本金液製の硝子用ラスター液より新色の紹介(リバーシブルラスター)です。当社で取扱いしております。硝子の表面、裏側から見える色調が見る角度、光の当たり方に応じて変わります。筆を用いた絵付け用途には勿論、エアーブラシを用いた吹付塗装にも適用出来ます。
下記のイメージは先日紹介致しましたビアグラスにそれぞれのカラーを絵付けしたものです。焼成温度は通常のソーダライムで580℃前後が目安です。
①MIT-5962: Gold-Purple
②MIT-5961: Copper-Blue
③MIT-5165: Pink Gold
※これらの色見本は、パソコンの閲覧環境あるいは使用時の焼成条件によって色調が異なることがあります。
7月の名古屋陶磁器会館での絵付け実演ウィークに関する最後のお知らせです。イベント期間の最終日、7月22(日)・11時~・15時より長谷川徳幸様による陶絵付け実演が行われます。近くにお越しの際は是非ともお立ち寄り下さい。
※スケジュールおよび内容に変更がある場合も御座います。詳細は下記、名古屋陶磁器会館・インスタグラムページでもお知らせしております。
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7月の名古屋陶磁器会館での絵付け実演ウィークに関するお知らせ第五弾です。7月21(土)・13時30分より杉山ひとみ様による凸盛りやガラス盛り(コラレン)を使用した陶絵付け実演が行われます。。近くにお越しの際は是非ともお立ち寄り下さい。
※スケジュールおよび内容に変更がある場合も御座います。詳細は下記、名古屋陶磁器会館・インスタグラムページでもお知らせしております。
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7月の名古屋陶磁器会館での絵付け実演ウィークに関するお知らせ第四弾です。7月16(月・祝日)・10時30分より随時、古川ひろ様による陶絵付け実演(ポートレイトペインティング)が行われます。近くにお越しの際は是非ともお立ち寄り下さい。
※スケジュールおよび内容に変更がある場合も御座います。詳細は下記、名古屋陶磁器会館・インスタグラムページでもお知らせしております。
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7月の名古屋陶磁器会館での絵付け実演ウィークに関するお知らせ第三弾です。7月15(日)・13時30分より中平ひとみ様による陶絵付け実演(ペット肖像画)が行われます。近くにお越しの際は是非ともお立ち寄り下さい。
※スケジュールおよび内容に変更がある場合も御座います。詳細は下記、名古屋陶磁器会館・インスタグラムページでもお知らせしております。
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先日、お知らせ致しました7月の名古屋陶磁器会館での絵付け実演ウィークに関するお知らせ第二弾です。7月14(土)・13時30分より安藤栄子様による凸盛りやガラス盛り(コラレン)を使用した陶絵付け実演が行われます。近くにお越しの際は是非ともお立ち寄り下さい。
※スケジュールおよび内容に変更がある場合も御座います。詳細は下記、名古屋陶磁器会館・インスタグラムページでもお知らせしております。
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7月に名古屋陶磁器会館にてスペシャルな絵付け実演が一週間に渡って企画されます。その詳細内容(デモンストレーター、日時等)は迫ってお知らせ致します。発表まで、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
http://nagoya-toujikikaikan.org/
当社では、リン酸ストロンチウム系バイオレットカラー(輸入品)を取扱いしております。ドープリン酸をベースとした新しい組成の化合物に類似するこのカラーは、ウルトラマリンやリン酸コバルト、Violet 23とほぼ同等の色調でありながら、その耐水性・耐アルカリ性は改良されており、優れた耐候性をも有しています。
この顔料は容易に分散し、酸化チタンやコバルトその他エフェクト系顔料と混色出来ます。例えば、優れた特性を持つ有機系顔料と組み合わせることで、安定した堅牢性を有しながら幅広い色調表現を可能にさせます。高い光沢感・隠ぺい性を同時に持ち合わせることも出来ます。
用途:塗料、コーティング関係は勿論、コイルや押し出しコーティング用着色材としても適しております。その他、建築材向け仕上げ塗料(水性・溶剤系の両方)にも適しております。汎用性のある顔料で、RPVC、ポリオレフィン、エンジニアリング樹脂系への適用にも推奨致します。
大ナゴヤ大学の授業で当社が取り上げられています。当社が事務所を構えている名古屋市東区の『文化のみち』界隈はかって明治から昭和初期にかけて、名古屋・陶磁器産業のメッカでもありました。その当時、開港初期の名古屋港における輸出のほとんどが陶磁器関係でした。その名残が随所に見られる『文化のみち』界隈は見応えのある街です。是非、近くにいらした際には御散策ください。より陶磁器の魅力が得られると思います。
http://dai-nagoya.univnet.jp/subjects/detail/431
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COLOROBBIA社のVSA-7000 transparent glazeを利用した金彩技法の紹介です。内装タイルや陶磁器の加飾にポイントで使用すると面白いです。
まずは、あらかじめ焼き締まった素地に対して、このVSA-7000を塗布して930-960℃で焼成(低下度釉として)します。このグレーズを使用すると、無作為な方向に割れ模様が発生します。さらに、その上に金液を塗布し、再度焼成することで下記のイメージのような仕上がりが可能になります。
①VSA-7000の塗布する厚みに応じて、割れ模様の細かさが変わってきます。厚みがあればあるほどその裂け目が粗くなります。また、このグレーズ自体は無色透明なので、色素と混ぜて焼成することを推奨します。
②使用する金液に関して、低い含金率はこの低下度釉の影響を受けやすく、発色不良を引き起こす可能性が御座います。含金率としては10パーセント以上が安定的です。金液焼成時は約780-800℃近辺で問題御座いません。
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以前に紹介させて頂きましたHeraeus(ドイツ)製の硝子用透明カラー H31シリーズを使用した単色ベタ転写紙の販売を開始いたしました。自由な形に切り抜いて、焼成するだけでステンドグラス調の色調を表現することが出来ます。これからの時期にピッタリなので是非お試しくださいませ。
例えば、透明ガラスだけではなく、フロスト(ケミカル系)加工されたガラスにも勿論使用出来ます。絵付けした箇所が透明感を出して、エッチング処理された表面を抜くことが出来ます。※ガラスの内側にもフロスト処理されているタイプは透過させることは出来ません。事前に御試験頂くことを推奨致します。
焼成温度/540~600℃
上絵具の安全性について
☆食品衛生法(平成20年厚生労働省告示第416号)に関する対応
商品として一般消費者に販売される完成品には、食品衛生法に基づく試験をクリアしていることが求められています。その対策はそれぞれ異なってくるのですが、例えば大手洋食器メーカーでは上絵付けではなく、イングレーズや下絵付けへの切り替えも数年前より行なっています。この食品衛生法で対象となるのは、あくまでも食器として販売される完成商品に対してであり、ホビー(個人使用の範囲)の作品に関しての適用ではありません。
食品衛生法でもポイントとなっている鉛に関しては、アメリカのカリフォルニアの法令が一番厳しく、ヨーロッパでも日本以上にこのようなことに対しては敏感ですが、やはりホビーの分野では欧米でも耐酸・耐アルカリ性を備えた有鉛絵具が一般的です。なぜなら、無鉛絵具は、運筆性、仕上がりの艶などの面では有鉛絵具に劣り、コストも高いからです。仕上がりや使い勝手の面で有鉛絵具には及びませんが、安全面を重視される方には、無鉛絵具を使用することを当社では推奨しております。
ただし、大手メーカー並みの安全基準のレベルをご家庭での作品作りで実行するのは不可能です。なぜなら、完全に無鉛化するのであれば、窯までそれ専用にしなければなりませんし、徹底した生産工程での管理が必要だからです。仮に無鉛絵具だけを使ったとしても、有鉛絵具の焼成をしたことがある炉では、メーカーで行なわれる溶出試験の高いレベルをクリアすることはできません。これらの試験では高濃度の酢酸に食器を長時間浸して鉛の溶出レベルを調べます。転写紙に関して言えば、コーティングとしてのフラッキスを最後に印刷することでその溶出リスクをより抑える処置が施されています。その他、重金属フリーの有機インキを使用した転写紙も出てきています。
☆上絵具を正しく使用する為に
さて、上絵具の安全性に関してですが、現在、チャイナペイントやポーセラーツの教材として販売している有鉛絵具も、ほとんどが耐酸・耐アルカリ性を備えています。陶絵付けの長い歴史の中で有鉛絵具の改良はめざましく、その安全性の高さは昔とは比べ物になりません。
この上絵具を正しく使用するためには、適正温度で焼成(800℃以上が望ましい ※陶磁器の場合)することが大切です。ただ単純に温度を上げて焼成するだけではなく、ねらしをかけることで鉛は安定してガラス被膜を生成し、その溶出リスクは少なくなります。焼成を繰り返す場合は、温度を少しずつ下げていきますが、これはすでに焼きついている絵付け部分にダメージを与えないためです。高温で何度も何度も焼成を重ねれば、釉薬に定着した絵具に何度も負担をかけて、絵付けした部分に貫入(細かいヒビ)が入ったり、変色したり、まれにですが化学変化で釉薬がマット状になることもあります。こうした、低温焼成による鉛の溶出を気にされる方は食品を置いたり直接口をつける部分の絵付けはなるべく一回目の焼成で済ませることを推奨致します。ねらし時間については、炉のタイプに応じますが、家庭で使える電気炉においては、20分程度で十分です(ホビー用途としては)。
☆上絵具の脱色について
コバルト系の顔料(ブルー系に含まれる)は酸やアルカリに弱いので、例えばブルー系の絵付け部分にレモンを長時間置いておけば退色することがあります。こちらのリンクでは、各種カラー別の退色例を紹介致します。
退色例(Fade Colors Example) ※協力:(株)本荘化学研究所
これは、あくまでも長時間放置した場合で、日常生活においてお酢よりも強い酢酸液に何日も浸しておくことはないと思われます。日常に使う範囲でレモンやビネグレットソースを使ったお料理を置いたとしても、鉛が溶け出すわけではありませんので、ご安心ください。ただし、カップの内側や皿の食物を載せる部分などに全面的な絵付けをすることは避け、セレンやカドミウムが含まれる絵具(ビビッドな赤やオレンジにこれらの鉱物が使われます)は、口を直接つける部分には使わないということが大切です。
陶絵付けを楽しく安心して行なっていくために、こうした絵具の特徴を理解し、作品作りに活かしていただければと思います。
参考リンク:陶磁器試験場・セラテクノ土岐 http://www.city.toki.lg.jp/shisei/soshiki/kezaikankyo/seratekuno/
© 2018 MITAMURA CO., LTD.
Read More有機ホットインキカラーとスプレー塗装を最大限にフル活用したラインナップ“ABSOLUT UNIQUE”におけるその装飾デザインはファッション性・多様性に満ち溢れたもので、見るものを魅了させます。
このラインナップでは、硝子容器への加飾時に35色の異なる配色と51通りのデザインパターンをそれぞれ組み合わせることによって、一本一本が異なるデザインを持ったボトルをユーザーにお届けすることを可能にさせています。
この動画では実際に有機ホットインキを用いて印刷している場面、スプレー塗装している様子がご覧いただけます。
当社ではこのような加飾表現を可能にさせる有機ホットインキカラーを取り扱っております。
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